美しくないインターネット広告を消し去ろう。

わたしは、インターネットを閲覧するとき、Braveというブラウザーを利用しています。Braveは、インターネット技術界のレジェンドBrendan Eichが創業したベンチャー企業です。Brendanは、JavaScriptの発明者として知られています。
わたしは、広告人として長年仕事をしてきましたが、インターネット広告で「美しいもの」を見たことがありません。でも、Braveは、見事にその「美しくない広告」を消し去ってくれます。
特にYouTubeでは効果抜群なので、おすすめです。
見る価値もないので、人々は無意識のうちに無視をしているようで「バナー・ブラインドネス」という問題が1998年に広告業界に提起されましたが、どうも、今の広告業界の人たちには美意識のある人が少ないのか、放置されたままです。
見てもいないから気にしない方もいるかもしれませんが、広告が使用するデータ量は意外と多いので、みなさんのスマホのギガ数を無駄にしている可能性が高いです。
わたしは電通在籍中に、今のインターネットの広告のあり方を変える可能性があると思い、2018年ごろ、電通にBraveへの投資を提案しました。下の写真は、サンフランシスコのBraveオフィスを訪問して、協業を提案している時のものです。左端が私、右端のメガネをかけた男性がBraveのCEO、ブレンダン・アイクです。
プレゼンした後で、ブレンダンが、「Yoshi、僕が今まで出会った広告マンでここまでBraveのビジネスモデルを理解してくれた人は君が初めてだよ」と言ってくれて、私の提案は動き出して、1年ほどかかりましたが、Braveの日本法人が立ち上がり、ビジネスがスタートしました。
わたしは、定年退職で2022年3月に電通を卒業したのですが、残念なことに、今は電通とBraveには特別の関係はないようです。

Braveは、独特のビジネスモデルを持っていて、Webページの広告を全て消す代わりに、Braveのブラウザを利用するユーザーが広告視聴を選択すると、報酬として仮想通貨が支払われるというものです。私はもちろん、Braveの愛用者ですが、年間5,000円程度とほんの気持ち程度ですが、私の仮想通貨口座に振り込まれています。
さらに、Webサイトの運営者が、Braveのパブリッシャーとして登録しているなら、そのサイトを応援したいと思ったら、仮想通貨でチップを支払うこともできます。私自身、南三陸町の支援団体LOOM NIPPONの広報アドバイザーをしていて、そのWebサイトを運営しているので、Braveパブリッシャー登録をしています。月に1回ぐらいですが、Braveの仮想通貨BATでLOOMに寄付してくれる人がいます。
ブラウザBraveで出てくる広告の一例が下の写真です。新しいタブを作ると、全画面に広告が表示されます。これぐらいスペースもしっかりあれば、広告の作り手としても嬉しいです。
